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【取材してきました vol.015】秋山怜史さん:第1回~僕の信じる『豊かさ』とは『選択肢が多く選べること』~

投稿:   更新:2017/12/15

カテゴリー:離婚・別居 特集記事

日本で初めてのシングルマザー専用シェアハウスを立ち上げた秋山さん。どのような想いがあったのでしょうか、お聴きしてきました。どうぞご覧ください。

ウタリくらぶでは、実際にひとり親当事者や支援者である方にもインタビューを重ね、家庭生活や子育て、働き方についての生の声をお聞かせいただき、読者の皆様により身近な情報をお伝えしています。ウタリくらぶ担当記者・西川明子です。

今回は、シングルマザー向けシェアハウス「ペアレンティングホーム」、と、シングルマザー向けの不動産ポータルサイト「マザーポート」を運営する一級建築士事務所秋山立花の代表・秋山怜史(あきやま さとし)さんに、Skypeにてお話をお伺いしました。(この記事は、3回に分けて掲載いたします。)

第2回~ひとり親家庭の就業に関して周りを巻き込んでいきたい~】を読む→

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秋山怜史(あきやま さとし)さんプロフィール

平成20年に一級建築士事務所秋山立花を設立。平成26年より横浜国立大学非常勤講師、平成27年より神奈川県地方創生推進会議委員をつとめる。
『社会と人生に新しい選択肢を提案する』を理念とし、建築・庭園・内装・街づくりの企画・設計・監理、家具の企画・設計・製作などを手掛ける。
1歳のお子さんを育児中の父親。(2017年11月現在)

【関連リンク】

子育てと仕事を楽しく両立するシェアハウス・ペアレンティングホーム

日本で初めてのシングルマザー専用シェアハウス。
誰もが子育ても仕事も楽しく両立できる社会をコンセプトに、共有のリビングルームで入居者の子どもたちがきょうだいのように過ごすことが出来る、子育ての仲間がすぐそばにいる、チャイルドケア(見守り保育、食事支度等)が共有できるという強みがある。
東京都町田市の物件は介護施設の職員寮としての役割もある。
東京都・3軒、横浜市・1軒(2017年11月現在)。

シングルマザー向け不動産ポータルサイト・マザーポート

不動産弱者になりがちなシングルマザー家庭に向けて、シングルマザー家庭歓迎の賃貸物件情報を提供している。
コラムなど情報も充実している。

シングルマザー向けシェアハウスを運営するきっかけ

●ウタリくらぶ担当記者・西川明子(以下、西川):
本日は日曜日の貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

●一級建築士事務所秋山立花代表・秋山怜史さん(以下、秋山):
よろしくお願いします。

●西川:
早速ですが、日本で初めてのシングルマザー向けシェアハウス「ペアレンティングホーム」を運営されていることを、以前から存じ上げておりました。
わたしが住む北海道札幌市でも、数年前よりシングルマザー向けシェアハウスやシングルマザー寮を運営したいという企業や団体がありましたが、未だ実現に至っていません。

【ウタリくらぶ内関連リンク】

【取材をする中で vol.001】 第1回 ひとり親支援の難しさ・共通する問題点・課題点

ぜひ、すでに運営に成功されている「ペアレンティングホーム」についてお話をお聞かせいただけたらと思います。
秋山さんがシングルマザー向けシェアハウスを運営されるきっかけは何かあったのでしょうか?

●秋山:
弊社、秋山立花は『社会と人生に新しい選択肢を提案する』という理念で事務所を運営しておりまして、それを実現するために、他のプロフェッショナルに関わっていただいて、一つ一つ実現していこうと考えています。
僕の信じる豊かさって、選択肢が多く選べることなんですね。
仕事と子育ての両立は本来『できて当たり前』のはずなのに、現状うまくいっていないことの方が多い。
そして、なんとなく『あきらめてしまうことが当たり前』になっているのが嫌で、どうやったら仕事と子育ての両立しやすくなるんだろうと考えたのがきっかけです。
いろんな人に合って話したりして意見をぶつけながら。
2011年にメンバーと出会いお声かけさせていただき、シングルマザー向けシェアハウスを運営するに至りました。

●西川:
シェアハウスを立ち上げる前にコンセプトとして『社会を豊かにする』ことがあり、それにより構想が練られていたんですね。

●秋山:
現状のものと全く同じかというとそうではないんですが、こういうことができないか、ということはいろんな人に言っていました。

●西川:
それはお子さんを持ったことは関係ありますでしょうか?

●秋山:
いいえ、僕は結婚したのも一昨年、子どもが生まれたのは去年です。
まだ自分が婚姻関係にない状態の時に始めているので、バックボーンになるものがなくても、事務所の理念の選択肢をうみだしたいということが動機づけになっているので、自分自身が実体験としてあったわけではないのです。

●西川:
そうなんですね。

(ペアレンティングホーム玉川学園・明るくて清潔ですね)

誰もが仕事と子育てを両立できるように

●西川:
シングルマザー向けシェアハウス「ペアレンティングホーム」は、もう運営されてから6年とのことですが、今後の展開として何かお考えのことはありますでしょうか?

●秋山:
『ペアレンティングホーム』は、ひとり親のみならずだれもが仕事と子育てを両立していきたいはずなので、共働き世帯に向けてもやっていきたいと考えています。
現状は、ひとり親向けにしています。

●西川:
シェアハウスに共働き世帯も入居する施設も運営されるのでしょうか?

●秋山:
シェアハウスにこだわっているわけではなく、ひとり親だとシェアハウスの方が親和性があるかなと考えました。
あくまでも仕事と子育てを両立するためになにができるか、が先なので、シェアハウスで何ができるかではないんです。
ですから、全く異なる形になるかもしれない。

●西川:
共働き世帯は基本的には家庭内で助け合って問題を解決されていますが、なにか助けてほしい事がでてきたときに、サポートが出来たらいいですよね。

●秋山:
核家庭で子育てをするということ自体が困難なので、いろいろな制度を使いながらもなんとかやりくりしているのが現状で、共働き世帯だと両立がいまだに難しいだろうと思っています。
なかなかその家庭だけで解決できないこともある。
家庭の問題を核家族のみで維持しなくてはならないなんて、日本の歴史上今が特異な時期なんですよ。
子育てだけでなく、介護の問題も、社会状況の変化でそうなっている。
この状況をどう変えていくかは、どんな選択肢があれば楽になるのかを考えていかなくてはならない。

●西川:
そうですね。
介護の問題に関しては介護保険制度ができて、施設や病院にアウトソーシングすることが出来るよう様になってきました。
子育てに関しては、子ども保険を作るという議論もありますね。

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【取材してきました vol.015】秋山怜史さん:第2回~ひとり親家庭の就業に関して周りを巻き込んでいきたい~」に続く…

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投稿:   更新:2017/12/15

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