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    【ひとり親事例紹介 vol.014】龍滝知佳さん:第1回~小樽市で子育てしながら子育て支援活動。考えられることはやりつくした~

    投稿:   更新:2018/02/26

    カテゴリー:北海道 札幌市 離婚・別居 地域別情報 特集記事

    シンママさんやシンパパさんだけでなく、どなたにもきっと参考になる何かがあると思います。龍滝さんのご活動を通して熱い想いや実際の行動などについてお伺いしました。

    ウタリくらぶでは、実際にひとり親当事者や支援者である方にもインタビューを重ね、家庭生活や子育て、働き方についての生の声をお聞かせいただき、読者の皆様により身近な情報をお伝えしています。ウタリくらぶ担当記者・西川明子です。

    今回は、北海道札幌市在住のシングルマザー、マザーズスキルサポート代表・龍滝知佳さんに、お話をお伺いしました。(この記事は、3回に分けて掲載いたします。)

    第2回~支援活動をしてきた中での葛藤、そして引っ越しと離婚~】を読む→

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    龍滝知佳さんプロフィール

    北海道札幌市在住、子育て支援活動と企業の研修担当講師としてのフルタイム勤務を両立している。
    小学4年生の長女と、保育園年長組の長男の母親。(2018年2月現在)
    「子供がいるからこその出会いと学びを大切に」をモットーにマザーズスキルサポート代表として託児付きの講座やイベントなどを多数企画・主催している。
    チャイルドセラピスト、ベビーマッサージ講師として活動するほか、様々な企業のイベント企画やPTA向け育児講演会の講師としても活躍。
    4年前までは小樽市に在住し、イベント主催・子連れ向けカフェ運営等、多岐に渡って活動を行っていた。メディア掲載多数。

    取材のきっかけ

    北海道小樽市は、わたしが小学校入学から結婚するまで暮らした街です。
    わたしは子育て支援活動は、札幌市を中心に行い、故郷の小樽市を含む後志地区にはあまり貢献できていないというのが心残りでした。
    そんな中、小樽市での子育て支援活動が現役ママさんたちによって盛り上がっているという話を聞きました。

    その先頭に立って活動をしていたのが、今回インタビューをさせていただいた龍滝知佳さんでした。
    そのバイタリティは、周囲をけん引して地域の意識まで変えさせるような勢いがあると感じられました。
    その後、都合により札幌のご実家に転居され、市内で勤務もされているということでした。

    ご縁があり、龍滝さん主催のイベントに出展させていただくほか、活動場所やPRのご協力をいただける企業さんをご紹介いただくなど、日ごろ大変お世話になっています。
    ご自身のことを『おせっかいおばさん』と称されていますが、その凛とした美しさは女性でもはっとするような涼しげな雰囲気があります。

    また、トークはとても気さくで頼れるお姉さんというイメージです。
    実はシングルマザーだということは昨年、とあることをきっかけにお伺いしていました。
    今回はウタリくらぶのために、様々なエピソードをお話しいただきました。

    取材当日は、札幌市東区にある大規模商業施設の店舗内で「ハイハイレース」という主催イベントにお招きいただきました。

    休日に、子育てイベントを主催

    ●ウタリくらぶ記者・西川明子(以下、西川):
    今日は貴重なお休みの時間を割いていただきありがとうございます。
    何度か取材のお約束をしていながら台風で延期にしたことなどで、遂に年を越えてしまいました。
    その節は申し訳ありませんでした。やっとお会いできてうれしいです。今日はよろしくお願いします。
    恒例の「ハイハイレース」、たくさんの赤ちゃん連れが参加されていますね。
    普段はフルタイム勤務をされながら子育てをされていて、イベント企画もと、とても忙しい毎日をお過ごしなのではないでしょうか?

    ●マザーズスキルサポート代表・龍滝知佳さん(以下、龍滝):
    本当に忙しいですよ。
    でも、こうしてたくさんの参加者に恵まれていますし、会場のご協力をいただいているお店ともいい関係が続いているので、忙しくても楽しく活動が出来ています。

    ●西川:
    そうですよね。
    お忙しい中、地域の子育て支援の活動にも力を注いでいる姿は、わたしもとても励みになっています。
    先日は、喉を傷めて入院されていたとか。その後、具合はいかがでしょうか?

    ●龍滝:
    小さい時から扁桃腺がよく腫れることがあったんですが、今は話すことが主な業務のため、ここ最近は月に2、3回腫れることがあったのね。
    ついにつばが飲み込めないぐらいになってしまって、『1年に数回腫れるなら、80歳まで続くから扁桃腺をとってしまってもいいかもね』とお医者さんに言われて、1年どころか毎月だから、手術することにしたんです。

    ●西川:
    手術のための入院だったのですね。
    まだ本調子じゃないとのことだったので、どうぞお大事にしてください。
    そういえば、札幌市はひとり親のための医療費助成があるはずですが、入院についてはいかがでしたか?

    ●龍滝:
    ひとり親の場合、札幌市が入院費用の助成をしてくれるので、自己負担は食事代ぐらいの8千円程度で済んだの。
    とても助かりました。

    [リンク]北海道札幌市役所 ひとり親家庭等医療費助成

    ●西川:
    いざというときに頼りになる行政の制度はとても助かりますね。
    実際に利用された方のお話を聞けて良かったです。

    小樽市での子育て支援活動について

    ●西川:
    龍滝さんは、小樽市で子育て支援活動をされていたことがありましたね。
    一度、古民家カフェで、私も講座をさせていただき、その節はお世話になりました。
    カフェを運営されていたのは、小樽市の空き家活用事業などの募集があったのでしょうか?

    ●龍滝:
    いえいえ、そうではなくて、あの古民家は自費で購入したのです。
    今ほどクラウドファウンディングが一般的ではなかったですし、なんと建物が60万円で売りに出ていたのです。
    もし家賃が5万円だとすると1年間で払う金額ですから、思い切って買ってしまいました。

    ●西川:
    そうだったんですね。
    それは思い切った決断をされましたね。
    何かきっかけはあったのでしょうか?

    ●龍滝:
    わたしは札幌市で生まれ育ったのですが、元夫の仕事の都合で小樽に住んで子育てをしていました。
    札幌と違って、小樽は子どもを連れて集まる場所がほとんどないんです。
    限られた人たちばかりが情報をキャッチして、そこでコミュニティが出来ていくんだけど、もっと広く多くの方に、子連れで集まれる場所や情報を得てもらったり、子育て仲間を作ったりすることをやりたいと、ずっと心の中で思っていました。
    ある時、内閣府のインターンシップ養成講座という国の事業があり、無料で学べる機会がありました。
    長男の妊娠中の7年前で、妊娠9か月まで講座に参加していたんです。
    その講座の中で、カフェをやりたいと具体的に考えていました。
    そして、『カフェがやりたい!』と発信していたんですよ。
    たまたま不動産関係の知り合いから、札幌に転居後にこういう物件があると紹介があったんです。

    ●西川:
    そうだったんですね。
    では、札幌から小樽に通ってカフェの運営をされていたんですか?

    ●龍滝:
    そうです。
    息子をベビーシートに乗せて車で通い、授乳しながらカフェのメニューを作って提供するということをしていました。

    ●西川:
    子連れ出勤で、毎日大変だったでしょうね。
    どのぐらいの期間、活動をされていたんでしょうか?

    ●龍滝:
    丸3年、週5でカフェを運営し、その他にベビーマッサージ養成講座、小樽市の助成金を取って子育て支援活動をしていました。

    ●西川:
    たしか、大型商業施設でのイベントも開催されましたよね。

    ●龍滝:
    イベント企画もやりましたね。
    特に記憶に残っているのは、小樽市から助成金をもらった「ベビーマッサージキャラバン」です。
    小樽市のすべての町でベビーマッサージを開催するという企画でした。

    ●西川:
    それはすごいですね。
    町内会館などでしょうか?

    ●龍滝:
    そうそう、各町内会館を借りて。
    そのほかにもカフェに講師を呼んで子育て講座をやってもらったりしました。
    いろいろ考えられることはやりつくした感じです。

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    【ひとり親事例紹介 vol.014】龍滝知佳さん:第2回~支援活動をしてきた中での葛藤、そして引っ越しと離婚~」に続く…

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    投稿:   更新:2018/02/26

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